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2006年9月19日号

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■□■出たっきり邦人■北米・オセアニア編■06□09□19□464■□■
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        〓オーストラリア・クィーンズランド発〓

              【トロピカルな毎日】

                 ..24..

9月に入り、日中はかなり暖かくなり、車の中では冷房が欠かせません。
オーストラリアもガソリンの値段が上がり続けています。とはいえ、まだまだ
4WD車を多く見かけますが、小型車に買い換える人もでてきているようです。

さて、9月4日に、オーストラリアの有名人、スティーブ・アーウィンがポート
ダグラスで、ドキュメンタリーの撮影中に、エイに心臓を刺されて、44歳と
いう若さで亡くなりました。

クロコダイル・ハンター(映画の役者ではない)で有名だった彼なので、ワニに
食べられてというのならまだしも、エイに刺されて、その刺されどころが悪くて
亡くなるとは、思いもよらぬ死因でした。

オーストラリア動物園を私費を投じて経営しており、彼を偲んでたくさんの人々
が、その後彼の動物園を訪れています。その動物園で、彼は自分の生後1ヶ月の
赤ちゃんを、クロコダイルショーの中で、ワニに近づけたりと、危険な行為を
させたとして、非難を受けたことがあります。

“Crikey(クライキー)”という感嘆詞を良く使うことで有名な彼。クィーンズ
ランド州の親善大使でもあり、オーストラリアではかなり有名人です。テレビに
も頻繁に出演し、マスコミの関心を最大限に集め、環境保護を訴え続けてきま
した。

その日、職場で書類整理をしていたら、突然同僚が入ってきて、興奮して「Steve
Irwin was killed (スティーブ・アーウィンが死んだ)」と。この場合”killed
“なんですね。その後、別のエリアで、他の同僚とおしゃべりをしていたら、
別の女性がやってきて、同じことを言って、そして、すぐにラジオをつけて、
皆でラジオを聞き入っていました。

その夜のSBSワールドニュースではさすがにトップニュースではなかったけど、
ABC(日本のNHKのような)のクィーンズランド放送では、トップニュース。
その後も、毎日関連ニュースが続いています。もちろん新聞でも同じ扱い。

そして、9月20日に「お別れの会」が、その動物園で行われますが、その入場
券もニュースによると20分弱でなくなってしまったとか。
驚いたのが豪首相のジョン・ハワードとクィーンズランド州知事のピーター・
ビィーティーまで出席するとのこと。

正直、我が家では彼の人気にびっくりです。環境保護、自然に関心の高いオース
トラリア人にとって、スティーブ・アーゥインは英雄なのでしょう。

さて、次はちょっとお堅い政治のお話。9月9日は、クィーンズランド州議会
議員選挙が行われました。豪では、選挙権がある人は、投票が義務付けられて
おり、投票をしないと罰金が課されます。

こちらは、日本のように選挙カー、街頭での選挙演説などないのですが、選挙の
前になると、テレビ、新聞などに、候補者自身や党の広告や他の党を揶揄する
広告が頻繁に出てきます。

現在のクィーンズランド州のビィーティー知事率いる労働党は、1998年に
誕生し、2001年と2004年の選挙でも圧勝しましたが、外国人医師の医療
ミスを始め、医療従事者不足による相次ぐ病院の緊急病棟や出産病棟の閉鎖といった
病院行政や、干ばつに悩む州南東部の水不足問題などをめぐって批判を浴びており、
勝利が危ぶまれていたようですが、ふたを開けてみれば、またまた圧勝でした。

ややこしいのが、連邦政府の与党は、労働党でなく、自由党です。党首であり、豪首相
のジョン・ハワードは、オーストラリアで2番目に長い任期を務める首相です。

私は豪市民ではないので、選挙権がないのですが、豪市民の相方は、普段は
あまりテレビは見なくとも、選挙の日は、選挙速報をテレビで見るのを楽しみに
しています。

1997年にイギリスで、ブレア首相が勝利した翌日、学校で、とても若い
スタッフが興奮気味に、労働党勝利のニュースを話してくれたことに驚きを
感じました。日本より、一般の市民が政治に関心を持っている、そんな印象を
受けました。

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