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トロピカルな毎日 21

<□■□                              □■□ ■□■出たっきり邦人■北米・オセアニア編■06□06□20□442■□■ □■□                              □■□         〓オーストラリア・クィーンズランド発〓               【トロピカルな毎日】                  ..21.. 南半球にあるオーストラリアでは、6月から暦の上での冬。トロピカルで、冬 らしい冬がこないこのあたりも、6月にはいった途端、朝夕冷え込むようになり ました。といっても、着込みさえすれば暖房器具は要らない程度。電気毛布や 小型の暖房機がある家もありますが、大半の家にはありません。 このあたりは、夏は冷房か扇風機がないとかなりつらい。夏はずっと冷房を つけなければいけない分、冬はめったに暖房が必要ありません。私も、冬に なると靴下をはいて、ちょっと厚着をするぐらい。以前フランネルのシーツを 探し求めて何軒か回りましたが、見つからず、その後広告を見ても、この町の 支店では取り扱わないとの但し書きを見つけ、納得しました。 さて、最近ニュースからの話題が続いたので、今回は食べ物の話。 オーストラリアの田舎町で暮らす上で、冷凍庫は欠かせません。といっても、 日々の食材の冷凍ではなく、私の場合、日本から持ってきた食材の冷凍。 オーストラリアの内陸部などの遠隔地では、新鮮な食材を手に入れる苦労が あるようです。 たとえばこの町から西に(内陸部に)車で6時間の町では、フレッシュな牛乳は、 1日おきの配達とか、それでもパンは月曜から金曜まで毎日配達があるとか。 20年前にシドニーに語学留学した際に滞在した家庭では、牛乳を冷凍していま した。これは、買い物を1週間に一度、まとめてするためだとか。 とはいえ、今の私もスーパーへの大きな買い物は、1週間に一度。そのほか、 パンがなくなると、パン屋へ行ったり、週の途中で牛乳がなくなると、コーナー ショップと呼ばれる、新聞からとりあえずの日常雑貨まで揃えている近所のお店 (コンビニのようですが、営業時間は24時間ではない)へと。 なので、冷凍冷蔵庫は、普段の生活では、まとめ買いした食材を入れる程度の はず。 しかし、落ち込んだとき、疲れたときの日本食、これに勝るものはないと思って いる私にとって、日本から持ち込んだ、もしくは、日本からやってくる家族・ 友人に頼んだ食材を、備蓄しておくのは冷凍冷蔵庫。 トロピカルなこの町ゆえ、通常は冷蔵する必要のないものも、高温・湿度で、 いたみがち。そのため、普段は使わない冷凍冷蔵庫を備蓄用として、物置に 置いています。 日本から持ってきてもらった和菓子・明太子・魚の干物・海苔・わさびは冷凍庫。 生わかめ・切り干し大根・おせんべい・日本のおしゃれなチョコレート菓子など などは冷蔵庫へ。 オーストラリアにいらしたことのある方は、その検疫の厳しさをご存知だと思い ますが、オーストラリアは本当に厳しいです。私は、オーストラリアに戻って くるたびに、スーツケースの大半は食べ物と本であるため、いつもこの検疫検査 で30分ほど、日本から大事に持ち込んだ食べ物をチェックされます。 島国そして農産国、酪農国ゆえ、自国の産業を守るために、その厳しさは半端で はありません。だからこそ、狂牛病が騒がれても、オーストラリアの牛肉は強い のです。 この検疫、食べ物だけでなく、花、種など、多岐に渡ります。 以前、イギリスから手作りの押し花のカードをいただいたときのこと。送られて きたのは、実際のカードではなく、検疫からカードのコピーでした。 通常は検疫に引っかかったものは没収。このときは、コピーを取って送ってくれ たのですから、感謝すべきなのかもしれません(といっても、コピーが薄くて よく読めませんでしたが)。 海外からの荷物は、ほとんどといってよいほど検疫で開けられ、検査されます。 日本から、きれいに丁寧に梱包された箱詰めも、無残にかき回され、ひどいとき は、きちんと箱が封をされずに、送りつけられます。2度ほど、クレームをしま したが、もちろん返事はありませんが。 検疫に中の品物が引っかかったときは、箱の中に、その詳細と、その品物を返却 希望の場合の手続き、料金などの説明。 日本からはるばる飛行機や船にのってやってきた品物が、こんなところで没収。 悲しいです。前回日本から帰国したときに、うっかりしていて、茗荷を持って きましたが、それが没収。先日、友人が、日本から蕨もちを持ってきてくれた とき、その蕨もちの上にのっていた木の葉が没収。 でも、矛盾もあります。 たとえば、オーストラリアには卵製品の持ち込み禁止。私も、卵ふりかけ、卵 雑炊を没収された経験あり。 なので、日本のマヨネーズも個人持ち込み、輸入はできません。しかし、アジア 食品店では、輸入されたマヨネーズが売られています。これは、検査済みだから とか。では、同じ製造番号のマヨネーズなら持込可なのか?これは、実際には 無理な話ですが。。。 イギリスに住んでいたときは、スーツケースを開けられることも、送った荷物 を開けられることもほとんどなかったので何でも持ち込んでいたことが、今は 懐かしい。。。 シドニーやメルボルンのような都会に住んでいたら、日本食品店もあり、な~ん でも手に入るのでしょうけど、ここでは、 ―地元のスーパーでの基本的な食材(それでも、少しずつ増えつつあります)、 ―2件のアジア食品店での日本製品もどきの日本食、もしくは贅沢に輸入品、 ―ケアンズ、シドニーなどの町へ行ったときに、喜び勇んで日本食店での買い物、 が、唯一日本の食べ物にありつける手段になります。 最近は、限られた食材で日本食を作る方法を親切に教えてくれるウェッブサイト などもあり、少しずつ“もどき”のレパートリーを増やしつつありますが、それ でも、私にとってのお宝が保存してある冷凍冷蔵庫は、大事なもの。疲れたとき に、日本茶をいれ、冷凍庫に大切に保管していた和菓子を目の前にした私を、 相方は、最高の笑みを浮かべているといいます。 唯一の問題は、頻繁な停電。。。停電になると、私は何よりも冷凍冷蔵庫の食材 を心配するのです。 さて、日本茶を入れて、今日はどの和菓子を食べようかな。。。 Wald@北クィーンズランド

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コメント

Fumiko さま

早速ブログをのぞいていただいてありがとうございます。
SK州にお住まいなんですね。私はBC州とアルバータ州のみしか行ったことがなく、イギリス大学時代の友人がマニトバ州に住んでいて、またオンタリオ州に友人がいますがSK州は今までご縁がありませんでした。
北のほうに行くと、オーロラが見えるんじゃないですか?

私は何の因果かオーストラリアに住み着き、永住しそうですが、オーストラリアはいい国だと思います。でも、トロントの友人はカナダのほうが外国人には住みやすいと言っていました(地域によるんでしょうね)。お住まいの町には日本人は多いのでしょうか?

ともあれ、よい夏をお過ごしください。

Wald

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Wald さま

早速の返信、有難うございました。

私もWaldさまが和菓子を目の前にした嬉しそうな笑顔が、とても目に浮かびます。

私はカナダの真ん中、SK州に住んでいます。

また、ブログに遊びに来ます!
私はオーストラリアが大好きなんです!

投稿: Fumiko | 2006年6月22日 (木) 03:30

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