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はびこるドラッグ

今日は、職場でインテイクオフィサーという、患者さんの新規問い合わせの窓口になる係の2時間の説明・トレーニングがあった。彼女は来月中旬に早期退職し、オーストラリアをキャンピングカーで1周し、その後、南フランスに移住する予定。

こんな場合はどうするといった、あらかたの説明が終わってから、雑談をしていて、「あ、そうそう、アルコール・ドラッグ・タバコはその部署に、セクシャルヘルスはその部署にそのまままわすの」といったコメントがあり、つい、前から眼にしていた、茶色い紙袋は何かと質問した。今の職場が現在のビルに移る前に、セクシャルヘルス部門と同じ建物だったとき、受付の横に、茶色い紙袋に入った包みが積み上げられていて、若者が来ると黙って渡していた。その横に、注射器と針の箱もつんであったので、ひょっとして注射器と針かなと思っていたので、聞いたら、そうだとのこと。それにしても、その辺を歩いていそうな若者が、悪びれた様子も、後ろめたい様子もなく、平然と注射器を受け取る姿。彼女によると、中には船乗りの人が、これから1ヶ月船に乗るから、その分をくれとたくさん持っていくこともあるとか。

いろいろな状況があるにしても、何か根本的なことが間違っているような気がした。

そういえば、職場の駐車場にも、海岸の公衆トイレにも、注射針用のゴミ箱がある。前に住んでいた家のそばの公園に注射針が落ちていたらしいし。

毎日、いろいろな病気と闘っている患者さんを診て、自分の無力さを感じている私だけど、こういう人たちには、どんな感情を持っていいのかさえわからない。

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